当社ではこの度、お客様製品の3Dスキャンデータの撮影から3Dコンテンツの作成、Webサイトへの掲載までをワンストップで提供するサービス（サービス名称：3DスキャンPlus） の提供を開始しました。
サービス概要
「3DスキャンPlus」は、工業製品、美術品、工芸品、文化財などを3Dスキャンデータとして記録した上で、Webブラウザから自由視点で閲覧できる3Dコンテンツとしてお届けするサービスです。
3Dコンテンツは360°視点から俯瞰できる3Dビューアー形式を採用しており、マウスもしくはタッチパネル操作で対象物とのアングルや距離を自由に変えることができます。これにより、まるで実物が手元にあるかのような臨場感を味わうことができます。
平面写真だけでは捉えきれなかった、商品の本物の形状や質感が閲覧者にダイレクトに伝わることで、購買意欲の高まりや実店舗への集客につながることが期待できます。本サービスは、オンラインショップの製品カタログや、博物館や美術館のデジタルアーカイブなど、さまざまな用途で利用可能なサービスとなっております。
3Dビューアー（サンプル）
T-REX
T-REX（ティラノサウルス）は白亜紀後期に北アメリカ大陸に生息した大型の肉食恐竜。属名のティラノサウルスは暴君トカゲを意味する。
サービスの特長
出張測定に対応
3Dスキャンデータの測定は弊社スタッフが現地に測定機材を運んで行いますので、対象品をお送りいただく等の手間が発生しません。
導入が簡単
作成した3Dコンテンツは弊社側でクラウドサーバへの公開までを実施いたしますので、お客様側ではコンテンツURLへのリンクを貼っていただくだけで、すぐにご利用いただけます。
自由にアレンジ
オプション機能として、3Dコンテンツの好きな場所に情報パネルを配置できます。製品仕様に関する補足説明を加えるなど、情報パネルを使うことでアレンジの幅が広がります。
利用シーン
ケース1：オンラインショップ
オンラインショップの製品紹介ページにおいて、従来型のコンテンツ（説明文、写真）に加えて、3Dコンテンツを掲載することで、同業他社サイトとの差別化を図ると共に、サイト訪問者に対して、短い訪問時間の中でも、商品に関するイメージをより具体的に植え付けることができます。それによって、商品に関する問い合わせや購買意欲の増加へとつながることが期待できます。
ケース2：デジタルアーカイブ
博物館や美術館において、所蔵する数々の展示品を3Dスキャンデータとして記録することは、デジタルアーカイブの保存という観点での価値だけでなく、測定した3Dデータを使ってホームページ上で体験型コンテンツを展開するなど、サイト訪問者や実際の展示品を見に来館する人の増加へとつながる施策に利用することができます。
ケース3：学習用3D素材
学校や塾などの教育機関において、3Dスキャンにより生物標本や工作物をリアルな3Dモデルとして再現することで、生徒たちの興味や関心が高まる可能性があります。また情報パネルを使って、3Dモデルに対象物に関する説明文や対話型要素を組み合わせることで、生徒たちは単に形状を観察するだけでなく、科学的な原理や機能についてより深く理解することができます。この結果、従来の平面図や写真だけでは得られなかった高い学習効果が期待されます。
納品までの流れ
送付いただいた測定物の形状写真を元にお見積書を提示させて頂きます。内容をご確認いただき、問題なければ正式発注となります。
なお、お見積りの際には必要に応じてオンライン打ち合わせをさせていただくことがあります。3Dスキャンの測定は出張測定にて対応させて頂きます。
測定から納品までの期間については、稼働状況にもよりますが、１〜２週間が目安となります。
ご利用時の注意事項
測定対象の素材や形状により、以下のようなケースではスキャン精度が低下する可能性があります。
- 光沢があり、光を反射するもの
- ガラスなど光を透過するもの
- 角ばった部分
また以下に該当する場合は測定自体をお断りすることがあります。
- サイズが大きすぎるもの
- キャラクターなど著作権に抵触する恐れがあるもの
- その他、事前ヒアリングの結果、測定が困難と判断したもの
お見積り・サービスに関するご質問等につきましては、こちらのフォームからご相談ください。
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